「コクやキレといった微妙な味の違いを言われても、よくわからない」「味を客観的に数値で評価できれば良いのに・・・。」このようなお悩みをお持ちでしたら、「味認識装置 味覚センサー」の出番です。味覚を数字で語れるようになれば、狙った味の開発が短時間で可能となり、これまでの官能評価では気づかないようなヒット商品開発のヒントを得られる可能があります。
コク・キレ・美味しいといった微妙な味の違いを数値化し、 食品開発が円滑に!
コクやキレといった微妙な味の違いを言われても、よくわからない。
味を客観的に数値で評価できれば良いのに・・・
このようなお悩みをお持ちでしたら、「味認識装置 味覚センサー」の出番です。
人工の脂質膜によって、味をデジタルで認識して数値で表す装置です。
例えば、味覚センサーを用いて競合各社のインスタントスープの売れ筋商品を計測することで、以下のように旨味と塩味で各社のポジショニングを比較することが可能になります。
新商品開発がはかどるだけでなく、販売店や消費者に対して自社製品の特長をアピールする客観的データとしても有効です。
独自の後味測定によって、コクとキレの表現が可能
生体の舌の表面には“脂質二分子膜”が形成されており、固有の膜電位を持っています。その膜電位は様々な呈味物質との化学反応、あるいは吸着反応により変化します。この変化量を人間の脳では味の情報として認識し、味を判断していると言われています。
この生体の味覚受容メカニズムを模倣した味覚センサーを搭載しております。
味覚センサーは、1つのセンサーから2種類(先味・後味)の味項目を測定します。基準液の電位をゼロとして、サンプル液との電位差を先味(食品を口に含んだ瞬間の味)として測定、その後センサーを軽く洗浄して、再度基準液を測定した時の電位差を後味(食品を飲み込んだ後に残る持続性のある味)として味の質を切り分けています。
この「後味」測定により、従来の分析機器では測定できない「コク」、「キレ」も表現できます。
自社・他社のサンプルを数値で比較して、食品開発に活用!
味覚センサーを活用して、以下の分析事例のように様々なサンプルをデータ比較することが可能です。
塩味、甘味、苦味、酸味、渋味、旨味、旨味(コク)を数値化し、比較することで、人間が感じ取る微妙な味わいの違いを色々な角度から検証することが可能です。
また、解析アプリケーションにはレーダーチャートや二次元散布図などのグラフ化機能が搭載されています。目的に応じてグラフを使い分けることによって、測定結果を分かりやすく表示、プレゼン資料などにもご活用頂けます。食品・飲料開発だけでなく、品質管理や医薬品開発にもお使いいただけます。
貴社だけの味覚ビッグデータで、ヒット商品を開発!
いかがでしょうか。味覚を数字で語れるようになれば、狙った味の開発が短時間で可能となり、これまでの官能評価では気づかないようなヒット商品開発のヒントを得られる可能性があります。
解析アプリケーションにはレーダーチャートや二次元散布図などのグラフ化機能が搭載されています。 目的に応じてグラフを使い分けることによって、測定結果を分かりやすく表示。プレゼン資料などにもご活用頂けます。
※グラフとチャートは株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー様の公式サイトより、注5のチャートは同社の当該製品カタログよりそれぞれ引用。