パン製造に関わっているかたは、体積計測方法として菜種置換法に慣れていると思います。でも「菜種置換法はめんどくさい・・・!」と感じていませんか?簡単操作で正確な結果が得られる装置をご紹介!
体積計測としての菜種置換法
菜種置換法は、主に食品の体積を計測する方法です。
まず容器に菜種を満杯に詰めます。そこに試料を入れると試料の体積分だけ菜種が押し出されることになるため、この押し出された菜種の体積が試料の体積と等しいということになります。
しかし、この方法は計測に時間がかかるうえ、人による測定値のバラつきがでたり、季節による湿度変化により計測値に誤差が出る、菜種との接触で試料が変形したり壊れてしまう・・・などのデメリットがありました。
あるお客様では、特に1回の測定に3~5分要することや、扱い方の個人差により数値にバラつきが出ることを問題視しておられました。
速くて簡単、レーザー体積計
「高速3Dレーザー体積計|AR-01シリーズ」でお悩みを解決しませんか?
上述のお客様から、3D計測ができるレーザー体積計のご照会をいただきました。
3Dレーザー体積計は下図のようにレーザーが照射する線を装置内のカメラで計測するもので、回転するテーブルのうえに試料を置いてパソコンのスタートボタンを押せば数十秒で体積やサイズ(縦・横・高さ)、重さ、密度を計測することができます。
従来の菜種置換法だと1試料の測定に3~5分かかっていた計測時間が1分以内となるため、計測したい試料数が多いほど作業時間の短縮につながります。
また、テーブルに試料を載せるだけなので取扱い自体も非常に容易で、測定者を選ばないため人手不足の状況のなか、こちらも評価できるポイントです。
相談前
- 計測に時間がかかる
- 人による測定値のバラつきがある
- 季節による湿度変化によって計測値に誤差がでてしまう
- 菜種との接触で試料が変形したり、壊れてしまう
↓
相談後
- たったの数十秒で体積やサイズ、重さ、密度を計測できるようになった!
- 取扱いが非常に容易で測定者を選ばないため、扱い方の個人差による数値のバラつきがなくなった!
- 計測したい試料数が多いほど作業時間の短縮につながる!
- レーザーによる計測のため、試料が破壊されない!