液体同士に限らず粉と液、粘度が高い液などは混ざりにくいだけでなく泡が発生してしまい困る場合があります。泡はなぜ嫌われるのか、泡をなくすにはどうしたらいいのか?について今回はお話しします。

目次

  1. 撹拌したときに発生する泡はなぜ問題なのか?
  2. 様々な脱泡方法を比較!
  3. 【わずか数十秒~数分】撹拌しながら真空で脱泡することが可能

撹拌したときに発生する泡はなぜ問題なのか?

撹拌時に泡が発生すると起こりうる問題

  • 均一性の低下
    均一な液体は、均一な処理や反応を可能にし、製品の品質を向上させます。しかし、泡が液体中に含まれると、液体の均一性が低下してしまいます。そのため、泡が製品の性能や品質の低下に影響を及ぼす可能性があります。
  • 効率の低下
    泡が混入すると、液体との間で摩擦が増加し、エネルギーの一部が泡の破裂や移動に消費され、撹拌や混合プロセスの効率が低下します。その結果、作業時間やエネルギーの消費が増加します。
  • 製品外観を損なう
    液体中の泡が固まると表面に不均一な凹凸や穴が生じ、製品の外観が不揃いになります。特に食品や化粧品などの消費者製品、自動車のボディの塗装などでは、外観の美しさが製品の魅力や価値に影響を与えてしまう場合があります。
  • 操作性の低下
    液体が泡立つと注射器やポンプなどの機械装置の動作が妨げられる可能性があります。また、液体中の泡が不安定である場合、取り扱いや処理が困難になることがあります。

以上の理由から、多くの産業や研究分野では、泡を最小限に抑えるための方法や技術が開発されています。

このように撹拌プロセスにおける泡の生成や制御は、製品の品質や効率を向上させるために重要な要素となっていることが分かります。

様々な脱泡方法を比較!

脱泡方法は以下のように様々です。脱泡の過程で「材料の性質が変わってしまうかも・・・」というお悩みには真空による脱泡をおすすめしております。

真空 静置 添加剤 加熱 振動
脱泡原理 気圧低下による気泡の強制除去 時間経過による泡の放出 泡の安定化or破裂による消泡 加熱による気泡の拡散 振動による気泡の破裂
材料へのダメージ
作業時間 ×

【わずか数十秒~数分】撹拌しながら真空で脱泡することが可能

脱泡

材料を入れたボトルに対し公転と自転を織り交ぜて撹拌するカクハンターは、そもそも撹拌するための羽根を使用しないため、羽根の損傷によるコンタミネーションの可能性を排除します。

そして、オプションで真空装置を備えたラインアップがあるため撹拌をしながら目に見えない微細な泡もなくし、高品質な撹拌を従来よりも短時間で行うことを実現します!

材料の撹拌の際に泡でお困りの場合、真空装置オプションの付いたカクハンターをご検討ください。


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