精密部品の乾燥は慎重に!

水洗浄後の「精密部品」の乾燥、

ただ乾かせば良いのではありません。

乾燥 ドライヤー 乾燥機
複雑な形状のものであれば乾きにくいのは当然です。自然乾燥では時間が掛かりますし、乾燥精度にムラも出てしまいます。

大気ブローでは少量の処理なら良いのですが、処理量が増えれば作業が追いつきませんし、騒音も作業現場では問題になります。

焼結体や粉末は内部まで均一に乾燥させなければならず、高温をかけての乾燥は製品の品質に影響を与えるため不可能・・・など、複雑な要素が絡み合うのが乾燥というものです。



洗浄後の乾燥で乾きにくいものや乾燥の精度を必要とする場合、
「真空乾燥」がいいかもしれません

真空乾燥 真空 乾燥機

真空乾燥機は幅広い業界で使用されています。

【「真空乾燥機」の多い使用例】

  • 各種コイル、通信ケーブル等の湿気による結露や水洗後の残留水分で絶縁不良をおこし、致命的な欠陥となってしまう電気機器

  • 焼結部品や金属粉末など、内部まで均一な乾燥を求められるもの
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  • 医薬品や化学品など、大気下で温度を上げてしまうと性質変化がおこる可能性があるもの
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  • 焼結部品や金属粉末など、内部まで均一な乾燥を求められるもの

などに特にご使用いただいています。


メリットがいっぱい!「真空乾燥機」での乾燥


真空乾燥機」を使用することで、こんなに沢山のメリットがあります!

【「真空乾燥機」のメリット】

  1. 乾燥品質向上(乾燥ムラ、残留水分によるリスク低減)

  2. 高温乾燥ができないワークへも対応(真空下で行うことで大気下では蒸発しえない温度での処理が可能に)

  3. 製品内部まで均一な乾燥が可能(焼結体や金属粉末など)

  4. 乾燥時間短縮(自然乾燥に比べ乾燥時間を大幅に短縮)

  5. 処理量増加時に対応(加熱後の自然冷却を強制冷却にすることで処理量を増やせる)

  6. 人的コスト削減(大気ブロー乾燥などの作業者が不要に)


さまざまな真空装置を取り扱っておりますので、お問い合わせ・お見積り等、お気軽にご連絡ください!

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