紫外線(UV-C)は以前より殺菌やウイルス対策で病院や医療、食品加工などの分野で使用されていますが、新型コロナウイルスへの対策として紫外線の殺菌効果を用いたさまざまな製品開発が行われている現状をご案内します。
紫外線を活用した「新型コロナウイルス感染症」に対応する装置開発が活発化!
すでに紫外線の殺菌効果を用いた装置はさまざまな用途で商品化されていますが、昨今のコロナ禍においては、
「紫外線の殺菌効果でウイルスを不活性化させる」
ことを目的にした製品の開発が盛んになっています。
例えば・・・
- 電車内やオフィス等多くの人が触れる物体表面へのUV照射
- 室内の空気をUVで殺菌する「空気除菌」
等、様々な商品が開発されてきています。
また、紫外線は人体に有害とされていますが、最近では
「UV-222の波長が人体に与える影響は極めて少ない」
とされ、この波長を用いた商品の開発も盛んになっているのです。
紫外線を活用した装置開発には紫外線を数値化する「紫外線強度計」が不可欠
紫外線UV-C(200~280nm)照射による殺菌効果の有効性の確認には、UV-Cの計測が可能な「紫外線強度計」が必要です。紫外線強度計は「目に見えない光を管理」します。
UV-Cの計測が可能な「紫外線強度計」
「紫外線強度計(UVR-300)」や「工業用UVチェッカー(UVR-T2)」は、紫外線を用いた装置の開発に必要な下記の項目が測定できます。
1. 放射照度測定
2. 積算放射照度測定
3. 基準値に対する偏差測定
4. 測定データをPCに取り込んでのデータ管理
▼「紫外線強度計(UV照度計) UVR-300」
>>「紫外線強度計(UV照度計) UVR-300」製品詳細はこちら!
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▼「工業用UVチェッカー(紫外線照度計) UVR-T2」
>>「工業用UVチェッカー(紫外線照度計) UVR-T2」製品詳細はこちら!
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今回ご紹介した紫外線の測定(強度計)以外にも、紫外線の発光・照射(ユニット)・装置まで紫外線に関連する製品があります。
紫外線発光させる「紫外線ランプ・LED」は紫外線の様々な波長(真空紫外線の172nm~400nm迄)のランプを用意しており、それぞれの波長の特性を生かした装置もあります。
UV-Cの殺菌効果の波長を用いたものとしては、
・「直接物体表面にUVを照射して殺菌する装置」
・「空気をUVで殺菌し循環させる装置」
・「流水等様々な水を殺菌する紫外線照射ユニット」
等の殺菌効果を用いた製品などが多くのユーザ様で使われています。
UV-C~UV-Aの様々な波長においては電子部品等の乾燥・接着、塗料やインク等の硬化・乾燥用途など幅広い産業で使用されている装置もあります。
他にも様々な紫外線を用いた装置があります。
紫外線に関するご相談がございましたらぜひお問い合わせ下さい!