有機材料の研究開発における添加剤の効果測定でお困りではありませんか?今回は有機材料が酸化する際に発する微弱な光を検知することで酸化による劣化をいち早く捉える装置をご案内します。
添加剤の研究開発に関するよくあるお悩み
- 酸化防止剤や、耐候処方剤の評価に時間がかかっている
- もっと手軽に簡単に評価したい
- コンパウンド時に追加する添加剤量を最小にしたい
世界最高感度の装置が極初期の酸化劣化をとらえます!
ケミルミネッセンスとは数多ある発光現象の1つで、特に有機物が酸化劣化する際に出る光です。この光を検出する方法がケミルミネッセンス法(CL法)です!
本製品は有機材料が酸化劣化する際に発する微弱な光を測定することができます。
また、従来法と比較して極初期の酸化劣化検出が可能で、原材料の品質管理により高品質製品の実現、リサイクル材活用促進など環境負荷の低減にも寄与します。
本製品の特徴
物質の変化(酸化劣化、化学反応)を極初期に捉えることが可能!
酸化誘導時間(OIT:Oxidation Induction Time)を測定し、高感度に酸化反応を捉えます。
本製品を使うメリット
添加剤の違いによる酸化安定性を評価することで、下記のような効果が期待できます。
- 最適添加剤パッケージの検討期間短縮
- コンパウンド時の添加剤追加量の判断
- 新製品開発や評価期間の短縮
本製品の応用範囲
- 医療用材料
- 食品・化成品材料
- 自動車用材料
ポリプロピレン(添加剤有無)の測定事例
酸化防止剤濃度が増えるに従い、酸化誘導時間(OIT:Oxidation Induction Time)が長くなり、添加剤の効果判定ができる。画像測定では多検体同時測定も可能です。