金属部品への機能付加

従来使用している金属部品について、下記のようなご希望はありませんか?

  • 電解研磨だけでは得られない、より精密なレベルの表面粗さがほしい
  • ナノレベルの平滑面を得たい
  • 微粉末等など不純物が付着するのを防ぎたい
  • 防錆性を高めたい
  • 洗浄性を高めたい



そんなとき、電解複合研磨 を検討してはいかがでしょうか?


電解複合研磨とは、電解研磨による電気化学的な研磨と、研磨材による物理的な研磨を複合して同時に行うことによりナノレベルの超平滑面を得る研磨方法です。
電解複合研磨 研磨前後比較

電解複合研磨という選択肢

帯電性のある金属(ステンレス、チタン、アルミ、ハステロイなど)であればおおむね処理が可能です。ステンレス(SUS304 2Bの圧延材)では、研磨前が平均粗さ0.1μmのものを平均粗さ1nmの平滑面に研磨することができます。

また、純チタンでも平均粗さ0.2μmのものを平均粗さ10nmの平滑面に仕上ることもできます。
さらに、研磨条件により平均粗さ1nmの超平滑面の実現も可能です。

異物混入を嫌う業界で広がる活用

「電解複合研磨」は下記の用途を中心に活用が広がっています!

  • 半導体製造関連部品
  • 配管・バルブ類
  • 医療機器・医薬機器関連部品


表面を鏡面にする=平滑化(凸凹が少ない)ことにより、微粉末等など不純物の付着を避ける防錆性を高める洗浄性を高めるといったメリットを利用するためです。

また平面はもちろん、パイプなどの円筒の内面及び外面のほかさまざまな曲面への加工が可能です。

電解複合研磨 曲面への加工2

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