工場の屋外で液漏れがあった時、「ただの雨水か?薬液漏れか?」を事前に知りたいですよね。「液種判別センサ」なら光を使って液体の種類を識別し、薬液漏れをすぐに発見・検知可能です。
さらに、小型かつ高耐久素材だから屋外でも安心してお使いいただけます!
目次
工場における屋外設備の液体漏洩、対応に困っていませんか?
工場の屋外配管、スクラバー設備、屋外タンク、発電設備関連の燃料油、ローリーヤード内など、液体漏洩の対応は下記のような理由で面倒な作業です。
- 作業者が定期的に現場を見回る必要がある
- 夜間や雨天時の漏洩確認が困難である
- 既存の漏液センサでは雨水と薬液の判別ができない
液体の種類が検知できる「液種判別センサ」
液種判別センサとは
耐屈曲光ファイバーを使う新しい検知方式を取り入れた液種判別センサです。
液体毎によって光量の減少率が異なるという特徴を利用し、光量の減少率を数値化させて液体の種類を判別する仕組みになっております。
- 正常時の場合
制御部から発せられる光が検知部を通り光量を減少させること無く、制御部に戻ってくる - 異常時の場合
液体が検知部に付着すると液体に反応し、光が液体の方に透過して制御部に戻ってくる光量が減少
正常時:光量の減衰無し
異常時:光量が減少
液種判別センサの特長
- 液別に異なる光の屈折率で液種を判別
- ※爆発の危険があるエリアでも使用可能
- 屋外での使用が可能
- 小型かつ高耐久素材
- メンテナンスフリー
※防爆対応:本製品は本質安全防爆品ではございません。検知部に電子部品を一切使用していないことで爆発性のある液体に対応可能としていますが、使用については、消防やユーザー様の判断に委ねております。
既存の漏液センサとの違い
液体の漏洩を検知するために漏液センサを用いている現場も多いと思いますが、通常の漏液センサでは問題とはならない雨水や純水等と、漏洩すると重大事故がおきかねない薬液や油などを判別することはできません。
しかし、液種判別センサなら「漏液の有無を確認しつつ、漏洩した液体はすぐに対応しないとまずい液体なのか」を即座に判別することができます!
あらかじめしきい値を登録し、センサが検知した液体がしきい値を超えた場合に発報するので、雨水などには発報しないように設定が可能です。そのため、定期的な見回り等、従来の作業量を大幅に削減することが可能です。
液種判別センサを用いた漏洩監視システムの構築が可能!
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