効率化したものの・・・
これまで業務の効率化を目的としてメーカーや商社、出入する工事業者などの取引業者の数を絞ってきた会社も多いのではないでしょうか。
取引業者を絞ることで受発注がシンプルになり、業者側もより深くお客さまの状況を知ることで最適な対応ができ・・・とお互いポジティブに働く面もあったと思います。
しかし・・・取引業者が減ることで従来より入ってくる情報が限られてしまったり、零細工事業者の高齢化や不況に伴う廃業などにより工事を依頼する先がないなど、効率化を行った反動のような状況も散見されます。

業者の取り合い
以前、ある工場では小工事をいくつかの工事業者に分けて依頼していましたが、業務効率化に伴って1社の工事業者が常駐する形としていました。常駐しているため対応が早く現場状況も理解しているため余計な説明等が省け、効率化に成功した事例と言えます。
しかし、市場の好不況とともに業務量が変動するため、業者側もまとまった人員を常駐させておくことはできませんでした。近年、依頼する業務量が増加傾向にあるものの業者側が人手不足のため常駐人員を増やすことができず、結果的に社内で業者の取り合いになってしまいました。
依頼先がない
ある工場では、さまざまな設備工事を依頼している業者がいましたが、高齢で跡継ぎもいないため廃業するとのことで、類似の工事ができる業者を探索することとなりました。
しかし、力量もわからないままインターネットでヒットした業者に依頼するのもためらわれ、一体どの業者に工事を依頼すればよいのかと困ってしまいました。

あきらめ
ある研究所には、長年出入りしている商社がいました。
足しげく通ってはくるものの、依頼した見積りを失念してしまったり、高齢な方のため依頼に気を遣ったり、加工品の歩留まりが良くないものが日常的に納入されてきても受け入れていました。
研究所のかたは「こういうものなのだから仕方がない・・・」と現状を受入れ、半ばあきらめていたのです。
困っていることはなんですか?
上記はお困りごとのほんの一例ですがその後、解決の一助を担えた例となります。
お困りごとは各社個別で、必ずしも当社がカバーできるものではないかもしれませんが、お客様が困っていらっしゃることはなんでしょうか?ぜひお聞かせください。