デザインの世界もデジタル化が進み、幾何学模様のような従来の技術では加工が難しい、もしくは不可能であった複雑で新しいデザインが業界を問わず増えています。ケミカルエッチングによる「加飾(シボ加工)」、サンドブラストによる「ナシ地」、「形彫り放電加工」等では、それぞれの専門加工技術を有する匠の手作業に負うところが大きく、リードタイム、加工コスト、品質ムラや再現性といった課題を抱えていました。 しかし、GFマシニングソリューションズ(株)社製の「LASER P400シリーズ」ならこれ1台で、これまでの金属加工の常識を覆します。
今話題の「レーザテクスチャ加工機」って、一体どんな装置なの?
レーザテクスチャ加工機は、レーザを用いて3D形状のもの(主に金型や微細な金属部品)に様々な加工を施す装置です。
高精度、精密化、微細化、先進材料など時代のニーズに応える装置として、欧米では既に多くの業界で活用されています。
1台4役、加飾・ナシ地・形彫り等の異なるタイプの加工もワンチャックでOK
従来、複数の加工技術や外注が必要だった工程も、レーザテクスチャ加工機に集約する事で、「リードタイム短縮」と「コストダウン」を可能にします。
加えて、ケミカルエッチングやサンドブラストのような手作業ではなく、プロセスの大半が自動運転であること、工具や電極といった消耗品や摩耗パーツを必要としないこと等から「均質」な加工を高い「再現性」で実現できます。
最大の強みは、工作機械未経験者でも扱える群を抜く使いやすさ
レーザテクスチャ加工機LASER P400シリーズは、従来の加工技術のような専門知識や熟練経験は不要です。
特許技術に支えられた独自開発のハードウェアとソフトウェアで、経験値を要するような工程は自動計算で、制御が難しそうな3次元形状への加工も容易です。
実際に、工作機械業界未経験の方や女性の方でも、わずか5日程度のメーカー主催の操作トレーニングで操作方法をマスターし活躍しています。 これから大きな問題となる「熟練工の不足」という課題にも対応します。
デジタルデザイン対応だから、デザインの可能性は無限大
近年、業界を問わず「幾何学模様」のような、従来の加工技術では実現不可能だった全く新しいデザインが急速に増えています。
レーザテクスチャ加工機とデジタルデザインとの相性はとても良く、その相乗効果によりデザインの可能性は無限に広がり、加工される製品の付加価値を各段に高めることが出来ます。
レーザーテクスチャリング技術はこんな用途で
レーザーテクスチャリング技術は、世界の幅広いものづくりの研究開発現場で活用いただいております。
例えば、最も広く普及しているのが自動車業界で、特に欧州の自動車メーカでは、内装、照明のレンズ加工、タイヤ、リフレクタ等に広く普及しています。
また、宝石、時計等の貴金属分野での特殊で微細な加工、化粧品等の生活用品の容器金型の加工等でも用途が拡大中です。
金型製造業界においても、レーザーテクスチャリング技術はプラスチック射出成形のテクスチャリングを変革しつつあり、従来加工技術では対応できなかったお客様の複雑なデザインニーズに応えることが出来るようになります。
受託加工メーカでも先進のデザインを具現化しクライアントに提案出来るようになり、競合他社との「差別化」が可能です。
上位モデル「GFフェムト可変パルス仕様」なら10μレベルの微細加工が可能
最新のLASER P400U 「GFフェムト可変パルス仕様」なら、IR40WとGR22Wの高出力フェムト秒レーザを使い分けながらの加工が可能です。
熱による素材への影響を最小限に抑え、最小レーザビームスポット径がわずか10ミクロンで、微細な加工部位でもダレやバリの発生がありません。
光吸収率が低くレーザによる加工が難しかったニッケル、貴金属、セラミック等、多様な素材に対応します。
レーザテクスチャリング加工技術にご興味を抱かれた方は、製品デモ依頼を含めお気軽にご相談ください!