業務で粉体を使用するというお客様は多いと思いますが、粉塵の対応は十分でしょうか?今回は既設のふるい振盪器に後から粉塵対策を施した事例をご紹介します。

粉塵対策と作業環境改善:製造と保全の担当者への提案

粉体を使用する現場において、粉塵は清掃の手間や作業者の安全に関する問題を引き起こす原因になっています。

本記事では、特注フードの製作によって粉塵対策を行った事例をご紹介いたします!

実際にあったお客様のお悩み

ある化学メーカーでは、粉体の分級を行うためにふるい振盪器を使用していました。

粉体の質量が軽いこともあり機械を使用するたびに周囲に粉塵が舞い、清掃が必要なこともさることながら粉塵を吸引することによる作業者の安全性にも不安を感じていました。

お客様6
  • 作業員の安全を確保したい
  • 粉塵には高価な金属も含まれているから廃棄したくない・・・
  • 振盪器の位置は変えたくない
  • 清掃しやすいような構造にしてほしい

作業環境の改善と粉塵の再利用を両立!

この粉塵には高価な金属も含まれているため、廃棄するのではなく粉塵の回収もひとつの目的として設定されました。

そこで、お客様の要望を踏まえて現状の設置場所から振盪器の位置は変えず、限られたスペースでしたが既設のふるい振盪器を清掃性のよいステンレス材で箱状に覆いました。

さらに、囲い内部の上方から粉塵を吸引し排気管の中で粉塵をトラップして回収し再利用する、という構造でお客様から作成のご依頼をいただきました。


特注フードによる粉塵対策

その結果・・・

  • 作業者の粉塵吸引リスクを低減
  • 舞った粉塵の回収及び再利用
  • 清掃の手間削減
  • 囲うことによるふるい振盪器の稼働音の減少

以上のように、お客様のお悩みであった作業員の安全性の確保や粉塵の回収を実現しました。さらに、ふるい振盪器の稼働音の減少といううれしい効果もありました!

攻めと守りの環境改善

慢性的な人手不足の影響で、快適な作業環境をPRすることによって新たに人が入りやすい環境を作るという攻めの作業環境改善のみならず、現在勤務している人の離職を防ぐという守りの作業環境改善を重要なテーマとしてあげるお客様も多くなってきました。

今回のふるい振盪器に限らず、作業環境の改善でお困りの場合は一度ご相談いただければと思います。

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