老朽化装置の更新
あるお客様で生産用の大型ボールミルの導入を検討していました。
ボールミルとは以前の記事でも記載をしましたが、粉砕機の1種で、セラミック製のボールと、材料の粉を容器に入れて回転させることによって粉末にする装置です。今回はその中でも生産用に使用する大型の粉砕機となります。
新規の装置を導入することにはなりましたが、老朽化に伴う更新だったため、装置の購入にとどまらず既存機の撤去やボールミルの購入、操作盤の設置、はつりと左官工事、安全柵の工事・・・等々問題が山積みでした。一体どこの業者に頼めばいいのだろうかと
悩まれていましたが、弊社がその問題を一括で解決しました。その事例を紹介したいと思います。.
新規の装置を導入する前に既存機は撤去しなければなりませんが、装置メーカーによっては装置の販売と搬入のみ行い、その他の作業は自らやってくださいというパターンもよくあります。本体の解体や土台部分の解体撤去、フォークリフトを使っての移送やトラックでの運送と産業廃棄物処理など多くのことを考える必要があります。
写真ほどの大きさのボールミル2台の撤去ですと1週間ほどで完了しますがその後、左官工事による整地を行う必要があります。ここまでくれば新規の装置の納入を待つばかりですが、装置撤去と別にこの作業を依頼するのは非常に面倒です。
<導入装置の機構追加と安全対策>
また、導入設備についても設置場所での機構追加や安全対策を考慮する必要があります。
今回のお客様では操作盤の様な複雑機構は必要なく出来るだけシンプルな構造を希望され、ON/OFFスィッチと、非常停止ボタンを付設しています。
安全対策としてボールミル全体をエキスパンドメタルの柵で覆うことで、回転部には物理的に手が届かないようにし、開閉部にはインターロックを施し作業者の安全を守る対策を講じました。
本来ですと、こうした個別の要望についても、それぞれさらに別の業者を探索・選定・依頼・管理する必要が出てきます。
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